「冬〜春先に行う剪定」の後に、
残った枝の長さに応じて、誘引します。
●枝が長めに残った場合
フェンスや壁面などの、平面的なものでは、
下の方から、S字を描くように誘引していきます。
オベリスクやポールなどの、立体的なものでは、
下の方から、らせんを描くように誘引していきます。
まっすぐ上に伸ばすイメージではなく、
斜め横に倒しながら、上に向かっていくイメージです。
どちらも、あまり枝が重なりすぎないように、枝と枝の間隔は、
10〜20cmはとってください。
また、誘引物の高さの半分から2/3ほどの位置まででとどめ、
その後に伸びる余白をとっておきましょう。
●枝が短めに残った場合
フェンスの下の方にとめる程度の誘引しておきます。
品種によっては、剪定後、地上部がほとんどなくなるものもあります。
フェンスではS字を描くようなイメージで

枝が重ならないように、できるだけ横に倒す
上の方は今後の伸びのために空けておく
ちなみに、上の写真のフェンスは、
「ガーデンフェンス」という商品です。
なお、誘引には、何度も使えて便利な、
誘引クリップ「小枝ささえ」がオススメです!
