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質問
葉が黒くなった、急に枯れた、立ち枯れした→「立ち枯れ病」対策
1. 鉢植え? 地植え?
庭植え
鉢植え
2. 具体的な作業、問題は?
トラブル(「花つきが悪い」など)
病害虫

  


●発症時期

 69月(高温多湿の時期)

 

●症状

 昨日まで元気だった株が、今日見たらぐったりしている、

 というように、急に立ち枯れ状態になります。

 全体がなる場合と、特定の枝だけがなる場合があります。


 カビが原因の病原菌によって、湿度の高い梅雨から夏にかけて起こります。

 枝や葉が茶色や黒褐色に変色し、被害箇所から上部が立ち枯れ状態になります。

 病原菌は傷口から侵入したり、葉に感染して広がったりします。

 

●対処方法

 
 ・発症した株

  被害にあった部分を切り取ります。そして、薬剤の散布をおすすめします。

  薬剤では、「オーソサイド水和剤」、「ダコニール」などが効果的ですが、

  ハンドスプレー型の殺菌剤で株全体を殺菌するのも手軽でおすすめです。

  その後、加湿にならないように注意し、その後の生育を見守ってください。

  枯死したと思って、捨てないように。

  生きている場合は、2週間くらいすると、新しい芽が動き始めます。


 ・予防
  
残念ながら、発生を完全に抑えることができる対策はありません。

  高温多湿の時期、特に土が加湿気味の時に、発生頻度が高いように思います。

  そのため、鉢植えの場合は、水をやりすぎていないかを確認し、

  土の表面が白っぽく乾いたときのみ水を与えるようにし、

  加湿を避けてください。

  鉢植えの場合は、風通しのよい場所に置くとよいでしょう。

  また、庭植えの場合は、雨の水分で十分に足りている時は、

  水を与える必要はありません。


  どうしても何度も発生してしまう場合は、

  その環境に原因があることも考えられますので、5月くらいから、

  1〜2週間に1回くらいのペースで、定期的に薬剤を散布し、

  発生前の予防をすることもおすすめします。

  また、性質が弱い品種を育ててしまっていることもあるので、

  その場合は、強健な品種に代えて育ててみることもおすすめです。

  特定の品種で発生しても、他の品種では全く出ないこともあります。

  あきらめずに、トライしてください!!


  ちなみに、立ち枯れ病が発生するのと同じ高温多湿の時期に、

  肥料のやり過ぎで、立ち枯れの症状が出ることもあります。

  特に、化成肥料を多めに与え、同時に水分も与えられると、

  一気に吸収し、症状が出やすくなります。

  この時期に、たくさんの肥料を与えないようにし、

  注意してください。できれば、効き目がゆっくりで、

  株への負荷も少ない、有機質系の肥料がおすすめです。


  なお、予防には、肥料効果と病害虫忌避効果が期待できる、

  「ニーム・ガルテン パウダー」を株元にすき込むことと、

  春から定期的に「ニーム・ガルテン」を散布することがおすすめです。

  農薬よりも散布回数は多めに必要になりますが、
  どちらも自然由来のオーガニックな資材で、素手でも扱え、

  人にも動物にも安心なので、非常に使いやすくなっています!!


 ・強い株づくり


  土:

  鉢植えの場合は、清潔な新しい土を使ってください。

  上質な元肥をしっかり入れ、植え込むようにします。

  また、庭植えの場合は、冬に完熟馬ふん堆肥

 (ない場合は、完熟牛ふん堆肥)を土にすき込み、

  土をふかふかにする改良をしてください。


  肥料:

  定期的に、質のよい肥料を与えましょう。

  化成肥料も使い方次第では、非常にいいものですが、

  量やタイミングを間違うと、立ち枯れ病を助長するようなことにもなります。

  できれば、効き目がゆっくりで、じっくりと株づくりができる、

  有機質系の肥料を使いましょう。

  おすすめは、「クレマチス・ナーセリーの有機肥料」になります。



※文中に記述のある薬剤の登録内容は201110月時点のものです。

 使用に際しては、必ず登録の有無を確認してください。

 

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